パチスロにはまったのは、大学生になってからです。そんな大学時代の話をしようと思います。
大学生になってから数カ月は、大学と家との往復のみでした。その後アルバイトを始めてお金に余裕ができましたが、特にこれといった趣味もなく、大学・アルバイト・家の移動を繰り返す日々でした。そんなあるとき大学の友人が、「パチスロに行こう」と言いました。
ギャンブルはちょっと…と言ったのですが、「通常は20円スロットだが、5円スロットもある。ゲーセン感覚だから一度行ってみよう」とのこと。まあ少しなら…と一緒に行ってみました。
目次
初めてのパチスロ体験は「エヴァ」
初めて打った台は忘れもしない「新世紀エヴァンゲリオン まごころを君に」です。
友人の隣に座り、よくわからないまま打ち始めました。
ボーナスが当たっても目押しが出来ないため、友人に「7」を揃えてもらいました。
特に青7が全く見えなかったことを今でも覚えています。
コンスタントに当りを引き、打ち続けていると少しずつリールが見えるようになりました。
「左リールに赤7を狙う。スイカが滑ってきたら中・右リールにもスイカを狙う」という友人の指導のもと、その通りに打ってみました。
「7…7…7…ポチッ。よし!赤7が左リールにとまった」と、最初は時間がかかっていたのですが、少しずつ早く打てるようになりました。
「おっスイカが滑ってきたから、他のリールにもスイカを狙う…よし、スイカが揃った!」と通常時も楽しく打っていました。自分自身で成長を感じることができる点もスロットの魅力かもしれません。
そんな時、左リールにスイカが滑ってきました。
「よし、中リールにもスイカを狙って…よし…右リールにも…あれ…揃わなかったなぁ、押すタイミング間違えたか…」
それから少し回すと、ボーナスが当たりました。
その後もスイカが滑ってきたのにスイカがそろわない現象が何度も訪れました。
スイカがそろわない場合はボーナスが当たるんだ!と自分で発見した時の興奮は忘れられません。
5円スロットだったため数千円勝ちでしたが、何となくスロットの楽しさを分かった日でした。
その後は一人でもスロットを打ちに行くようになり、様々な台を打っているうちに、台によって全く違う面白さがあると知りました。
その後も続いたスロット通いの毎日
社会人になってもスロット通いは続いていました。
お金にも余裕が出てきて、20円スロットを打ち始めるようになり、掛け金が大きい分リターンも大きいことに驚きました。
数時間楽しくスロットを打つだけで、数万円の儲けが出る。こんなに楽しいギャンブルがあってもいいのか!と思っていました。
しかし実際は合計すると負けた額の方が大きく、貯金はほぼ0でした。
借金はしなかったのですが、暇さえあればスロットを打ちに行くという生活でした。
そんな生活が変わったのは、彼女が出来てからです。
スロットに行く回数を減らし、彼女とのデートにお金を使うという生活になりました。
今考えると、無制限にお金を使い、2~3日に1回スロットを打ちに行く生活は、あまりよろしくなかったなと思います。
最近のスロット台では、「パチスロは適度に楽しむ遊びです」と表示されます。
まさにその通りで、「月に何円使う」としっかり決めて、楽しく遊ぶのが一番良いと感じました。スロットに出会っていなければ、車が買えるほどお金がたまっていたかもしれませんが、今更後悔しても意味がありません。
今後は適度にスロットを楽しんでいこうと思っております。
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