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ギャンブル歴50年のおじさんが語る今のパチンコ攻略法とは?

パチンコ歴はおよそ50年になります。パチンコを始めたのは高校3年生の頃です。進学校での受験勉強のストレス発散でパチンコに染まりました。
それからしばらくは負けることの方が多かったです。しかし悪友の誘いもあり、一時期はパチプロとしてパチンコを生計の糧にしていました。

当時はまだ攻略法があり、対象の機種も多かったため、稼ぐのもそれほど難しくありませんでした。
しかし、今は攻略法は期待できません。ではどうすれば勝てるのかと言うと、ずばり「ボーダーライン」です。
機種ごとに、例えば千円当たり何回転まわれば収支がトントンになるのかという数字がボーダーラインです。その数字以上に回る台を探し打ち続ければ、理論上は儲けが出るということになります。

ある機種のボーダーラインが千円当たり20回転とすれば、25回転以上回る台で打つのが理想です。しかし、ホールも回せば回すほど損になります。ただ、回らなければ客は逃げるので、イベント時に回る台を用意するのです。

もちろん回る台はそう簡単に見つかりません。いくつものホールで下調べし、試し打ちなどもして回転数を確かめます。それでも見つからない場合は、グランドオープン、リニューアルオープンなどのイベントがチャンスです。たくさんの人が並び、台を確保するのも大変ですがホールとしては赤字覚悟なのは間違いありません。

パチンコの素人の方はいまだにオカルトを信じて打っています。「今日はこの台が出るぞ」とか「この台は昨日出過ぎたから今日は出ない」というのをよく聞きます。}
しかしスペックや回転数が同じであれば、出るか出ないかは座った人の運によって決まるのです。その日の運がよい人が座った台は「出る台」に、また残念ながら運のよくない人が座った台は「出ない台」になるのです。
こんなオカルトを信じずに、ヘソ釘を見て回り、一番回りそうな台に座って下さい。回る台が無くても、ボーダーラインぎりぎりの台なら、運がよい日は勝ち、運が悪い日は負けるというのを繰り返し、少なくともトータル収支はプラスマイナスゼロになるはずです。

他にもいろいろなオカルトを聞きます。「この台は今〇×回転まで回っているので、そろそろ出るぞ」というのがその一つです。そもそも〇×回転まで回したのは赤の他人です。その人の回した数は、これから打とうという人に何の関係もありません。また1回転目から始まると考えて下さい。

「激熱リーチが外れたから、この台は終わってる」というのもよく聞くオカルトです。そもそも激熱リーチは鉄板ではありません。85%の大当たり確率のリーチであっても、残る15%は外れる可能性があるということです。

私は激熱リーチも冷静に、「どうせ外れるんだろう」という感覚で見ています。当たれば儲けものと思っているのです。ただ唯一安心して当たると思うのが海物語シリーズで出るサムのような、プレミアム演出のみです。
さあ、余計なオカルトは考えず、回る台を探しひたすら打ち続けて下さい。